< 2020年夏期
雑な感想のやつは色々終わっているときにぼんやり流していたもの、妙に饒舌なやつはそこそこ元気だったときに書いたもの、というのが割と分かりやすい記事になったなと思った。
10月~12月に観たものの記録です。
すいはん (suihan742)が見たアニメ | Annict
今期
神様になった日
夏草や 兵どもが夢の跡
そんな感じ。
アニメかギャグかシリアスのどれかをやめたらいいと思う。
戦翼のシグルドリーヴァ
オタクくんこういうの好きそう。
ひぐらしのなく頃に 業
2020年にもなっていつまでひぐらしないてるんだよ。 というのはまぁむしろ梨花ちゃまがそう言いたくもなりそうなものだが。
やっぱりただの出題編リメイクじゃなくてよかったというか、過去作を知ってても何が起きてるのか全く分からないのはすごいと思った。
魔女の旅々
絵は綺麗だけど話は微妙だった。
この作品の魔法使う人たち、一体何のためにあんな過剰火力を身に着けてるんだろう……と思った。
今期じゃない
うみねこのなく頃に
他媒体は原作含め触れていないので結局オチも知らないんですが。
ひぐらしの新作より前にこのアニメ完結させた方がいいんじゃないのとか思ったり、続きが作られないのも「なんかまぁそうだろうな」と納得したり。
魔法としか思えない不可能殺人をあくまで人間のトリックだけで説明できるかどうかってお話かと最初思っていたのだが、アニメについてはそんなでもなかった。というかこれを見せられて「思考停止は馬鹿」みたいなこと言われても困る。
鬼滅の刃
映像すごいしまぁ普通に面白かった。
なんであんな大ヒットしてるのかはよく分からなかった。映画の方はもしかしたらもっと面白いのかもしれないけど。
ゴブリンスレイヤー -GOBLIN’S CROWN-
テレビシリーズからとくに変わらず、他のパーティがなめてかかったゴブリンにひどい目に遭わされてゴブスレさんがゴブリンを皆殺しにするだけの話だった。良くも悪くも。
サクラ大戦 活動写真
大量の敵がその物量故に主人公たちを苦しめていたのに何故か一つに融合して大ボスになるやつ見ると、
ぼくの中のドズル中将が「戦いは数だよ兄貴」って大事なことを教えてくれる。
映像はすごいんだけど大事な部分はなんか割と色々あっさりしていた気がした。
やたら長尺で力の入った列車発進シーンのあと肝心の隊員はさらっと出撃してあっさり戦闘終了したりとか、ゲストキャラの微妙な目立たなさとか。
SAMURAI 7
OP曲しか知らなかったので、七人のサムライが妙にかっこいい巨大ロボ軍団と生身で戦う話とは思わなかった。
百姓出身メカ侍が好きだった。
涼宮ハルヒの消失
良いとか悪いとかではないのだが共感性羞恥的な「うわ見てられん」みたいなのが結構強かった。身の回りで起こる非常識にうんざりして一人常識人面しているようなキョン自身も、結局のところ"おかしい側"に適応してしまっているということを常識側から見て「うわ何かヤバいこと言ってるなこいつ……」ってなるわけだが、これは久しぶりにこのシリーズに触れるからそういう風に逆に生々しいキツさを感じるだけで、当時であれば普通に楽しんでいたんだろうか。
「俺は非常識に振り回されていたのが本当は楽しかったんだ」といって元の世界に戻すわけだが、消失世界でも結局割とすぐにいつもの面子が集まるわけで、結局どちらを選んでもそれなりに楽しくやっていけそうなのがプチむかつくところではある。(後述の「長門有希ちゃんの消失」的にも)
∀ガンダム
行動力がある無知や馬鹿は厄介だ。
地球はとてもいいところだが人間は相変わらずだ、みんな、早く戻ってこーい。
すべてのガンダムシリーズの果ての世界でも人間は相変わらずで、それでも最後に「黄金の秋」に行き着くのはなんだか良いなと思った。
長門有希ちゃんの消失
こいつら常人の方が楽しいのでは。
ビジュアルの差異からくる印象に引っ張られているだけかもしれないが、キョンの「自分をキョンだと思い込んでいる他人感」が微妙に怖かった。
長門はあまりに別人すぎて逆にどうでもいいというか、その違和感があったからむしろ途中で一時的に本編長門っぽくなるエピソードはよかった。ありがちというほどでもないが、なんかこういうの他でも見たなとは思ったけど。
どうでもいいけど最後まで普通の朝倉さんはなんかよかった。
まおゆう魔王勇者
勇者が(魔王もだが)最初からやたらチョロかったが、結果的に相手が普通にいい人でよかったですねって思った。よくわからないが最初から好意MAXみたいなの見ると何だかそこはかとなく気持ち悪くなる。
剣と魔法の世界で学問と経済を武器に平和を目指すみたいなのはよかったのだが、話の都合上ガンガン時間が飛ぶこともあり展開や人物描写がイマイチ浅い感じがした。アニメ向きではなかったのではと思った。
ラーゼフォン
( ̄Д ̄) アー
ラーゼフォンくそ強かった。
綾人くんモテモテなのにしょっちゅうメンタルズタボロにされていて可哀想だった。
正味のところヒロインよりその妹の方がいいこだなぁと思った。作中二回失恋してて可哀想だったけど。この作品誰も彼もなんか可哀想。
世界改変系のオチっていい感じにまとまった感じになるし嫌いでもないけど、世界がどうしようもないからって都合よくリセットしてすべて解決できちゃうのはなんかズルいなぁってよく思う。登場人物たちはそうする他ないくらい酷い目にあっているわけだけだから安易とかではないのだろうけど。
敵の中身が一緒に脱走した幼馴染と知らずに殺しちゃう回が良かった。
ラーゼフォン 多元変奏曲
先述したようにテレビシリーズだとヒロインの遥があんまりだなぁとか思ったのだけど、綾人と同い年だった頃が補完された本作序盤では「そりゃイシュトリもこの姿になるわ」ってなった。
楽園追放 -Expelled from Paradise-
音楽を骨で感じられるほどの人間らしさを手に入れたAIは歌を口ずさみながら宇宙の果てへと旅立っていき、進歩した人類は社会の牢獄を楽園とうたい続ける。楽園を追放されたアンジェラは地上と生身の不便さに文句を言いながらディンゴとげらげら笑って生きる。ひとつのエピソードは終わったが地上もディーバもそれぞれの問題は何も解決されず依然として残り続け、世界は続いていく。いいエンディングだった。
リーンの翼
正直よくわからなかった。
ログ・ホライズン (第2シリーズ)
ニャンタサァン!! (めっちゃ耳に残る)
10話で丸一話使ってウィリアムが「俺はこのゲームのド廃人クソゲーマーだ!!1」って痛くてクソ熱い自分語りを色んな感情込めすぎて言ってること滅茶苦茶になりながら語り続けるところがめっちゃ良かった。
1期でも2期でもそれなりの話数描かれる新人組の奮闘はやっぱり良かった。
一方で主人公は割と目立たなかった感がある。メガネ光らせて悪企みするやつもっと見たかったなぁと思った。これから3期が始まるらしいので楽しみ。