< 2021年冬期
なんで前より忙しくなったのに前より色々摂取してるの???
4月~6月に新しく触れたものの記録です。
すいはん (suihan742)が見たアニメ | Annict
今期
Vivy
高度に発展した人工知能が人類に反乱を~とかそういう以前に、どうして戦闘用でもないアンドロイドに超強力な運動能力を無駄に与えるのだ……みたいなことを歌姫AIがメタルギアライジングみたいなアクションするたびに思った。
映像と演出は結構良いけど設定やお話は割と粗末な部分が多かったように思う。
SSSS.DYNAZENON
ダイナウイング便利すぎる。一台ほしい。
見た目の印象に反してガウマさんがめちゃめちゃ良い兄ちゃんだった。近所に一人ほしい。
グリッドマンから続いて登場人物たちのやりとりや仕草のナマっぽさがとてもよかった。
最後までグリッドマンが助けに来たりしなくてよかった。
灼熱カバディ
原作比で迫力はいまひとつだったかもしれない。もう忘れちゃったけど原作でもこの辺りってこんなものだったっけ。あと面白くなるのってこの後の大会始まってからだよなぁと思った。
シャドーハウス
キャラクターのデザインとかもう少し原作漫画に寄せて欲しかったかも。
これもいま連載の辺りの話は面白いけど、そういえば最初の方こんな感じだったなといった具合だった。
バック・アロウ
毎週それなりに楽しんで、終わってみたら心にはとくに何も残らない感じのやつだった。
脇役がどいつもこいつも濃い一方で主人公が終始薄くてちょっと残念だった。
TRIGGERじゃなくて中島かずきが苦手なんだという事が最近わかってきた。
不滅のあなたへ
タクナハ編が好きだった。
不死身の存在が情緒を獲得して辛くなるのがよかった。
フルーツバスケット The Final
丸くおさまってよかったなぁと思った。
紅葉くんは急成長しすぎて少しひいた。
今期じゃない
GOSICK-ゴシック-
まぁ好きなやつだった。OP結構好き。
終盤の展開には割と置いていかれてしまった感はある。
超高速模様替えトリック2回目が出てきた時はちょっと笑った。
HELLO WORLD
とくべつ悪くもなく、かといって別に良くもなく。強いて言うなら演技に違和感が。
3DCGの人物あんまり好きになれないんだよなァと思いながら観てたけど、最後に現実っぽいところにいる人たちは絵で描かれてたのはなんかええやんと思った。
エイリアン9
キャラ絵かわいいつって観てみたらえらい目に遭うやつ。
ひたすら主人公の小学生女子が可哀想だった。
たった4話のOVAということもあり、アニメ化された部分の後にさらにエグいことになるっぽいということを匂わせて容赦なく終わった。続きが気になるなら漫画を買えという事らしい。
聲の形
原作は刊行された当時に読んでいて、良い作品だけど気分は悪い、これはアニメになって絵が動いて声が付いたら余計キツイぞと思って今まで観てなかった。
尺の都合か、割とマイルドになっていてよかった(のか悪かったのか。あとで漫画を読み返してみたら、アニメで削られていた部分が良かったのでやっぱり悪かったのかもしれない)
現実はこんな風に都合いいことにも都合よく都合悪いことにもならないから悲しいよな、と思った。
冴えない彼女の育てかた Fine
ヒロインはかわいいけど主人公は何回か死ねばいいと思った。
ED後のエピローグはちょっと悪趣味だった。
見ていて気持ちの良い幸せとなんかただムカつくだけの幸せがあると思うのだが、これは後者じゃないかなと思った。
ダンタリアンの書架
なんか導入みたいな部分で割と唐突に終わったな……とか、話が全然分かんねえェよとか、絶体絶命のピンチって瞬間に本取り出して朗読し始めるのちょっとシュールだよな……とか色々あったけど、ダリアンがかわいいので何も問題なかった。沢城みゆきさんすごい。
デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆
「デジモンハリケーン」のときみたいな題材だなと思った。主人公たちが大人になっちゃってからの話でもう一度こういうテーマやってくれたのは良かった。
子供化してしまった仲間たちがべつに葛藤とかは特になくホイッスルひとつで元に戻っちゃったところは少し残念だった。
尺の都合上太一とヤマト以外にあんまりスポット当たらないのはしょうがないとしても、だったら子供化するのはこの2人にすればよかったのにとか思った。これからの人生どうしたいかよく分からんって悩んでたのは仲間内だとむしろ彼らだけだったわけだし。
とある飛空士への恋歌
個人的には後述の「追憶」の方がよかった。最終回の置いていかれている感がちょっと強かった。1クールは短い。
ヒロインのクレアよりアリーの方が好きだった。なんか毎回何かしらで似たようなこと言ってる気がする。負けヒロインの方が魅力的になりがち問題。
海猫が助けに来るところとか最後に共闘するところとかこれだけだと何なのかわかんねーだろーと思った。(先に追憶観てたから分かってよかった)
とある飛空士への追憶
好きだった。お嬢様がよかった。うまくはないけどよかった。
主人公とヒロインが都合よく結ばれなくてよかった。報酬の砂金ばら撒いて曲芸飛行しまくるラストシーンがかっこよかった。
本
青くて痛くて脆い
二人だけで始めたなりたい自分になるための秘密結社がいつの間にか巨大就活サークルになっていたでござるの巻なので卒業前にぶっ壊していくでござるの巻。
出てくる人たちにあまり共感できなかったというか見どころが見つけられなかったというか、大体「何言ってんだこいつ」と思いながら読んでいた。ここで描かれるような青さも痛さも脆さも大学時代には無縁だったなぁと凪のような四年間を思い出した。
茨木のり子詩集
たしか一番初めに知ったのは「亡念のザムド」で「魂」「敵について」が引用されていたからだったと思う。
ほかには「みずうみ」「言いたくない言葉」「自分の感受性くらい」「落ちこぼれ」が好き。
普遍的……かどうかは分からないが、自分が日々に感じているものや抱えているものが美しい言葉で綴られているものが少し紛れ込んでいるのを見つけると嬉しくなってしまう。
聖なる怠け者の冒険
森見登美彦だった。
プラットフォーム
一個人の陰キャからの周りの見え方や、当人の振る舞いの痛さみたいなところは時々わかるような気がした。
それはそれとしてやっぱりちんことまんこのこと考えすぎだろ何ページおきに勃起してんだよと思った。
「素晴らしいおセックスで幸福を知りました」みたいなところは、そういうの良いですねという気持ちになりつつも実感を伴う共感はできないのであった。
若山牧水歌集
「幾山河」がとても好きなので他にも何か発見したいと思って買った。
日々に見聞きしたものや体感したことを短くて綺麗な言葉にして吐き出す能力が欲しいと思った。ぼくは毎日あまりに多くのものを素通りしているなと感じた。
貧乏貧乏言いながら酒飲みすぎだしフラっと旅に出すぎだし子供作りすぎだと思った。それでもなんとかなってたのがすごい(なんとかなってたのか?)。